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PERSONA-trinity soul- 第25話「謂れなき喪失」   

2008年 06月 22日

 10年前のあの日が無かったら誰とも会えなかった―――。

 めぐみはそう言ったけど、10年前の出来事を思い出した慎は罪悪感と共に町を彷徨い歩く。慎が思い描いた幸せそのものの架空の未来が、涙が出るほど悲しかった。両親がいて、洵と結祈もいて、諒と映子が結婚して……みんなが笑っている風景。10年前にあんなことがなければ現実になったかも知れない未来。
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 叶鳴の葬儀は特例で行われました。
叶鳴の住んでいた家を捜索する伊藤と真田が目にしたのは、殺風景な室内と埃をかぶった家具とPC。叶鳴はここで家族の幻を見せられながら暮していたのでした。

 自宅の物置で、両親を貫いた様子を形取った素像を見た慎の前に現れたアヤネに諒と洵に会わせてくれと頼んでも、諒と洵は慎には会わないと言われてしまった。
「報いが招く。―――ここに満ちようとしていると知ったから」
そして、アヤネは自分を形取ったバイオノイドに近づかないで――と言って姿を消してしまいました。

 慎の家を訪れた真田に全てを話した慎。真田は諒が最も恐れていたのは慎が全てを思い出すことだったと語ります。慎は諒が全てを背負うことは無かったといいますが、それが諒の外せなかった“長男”というペルソナだったというのでした。
 アヤネのバイオノイドの件は策を講じている――と言ってましたが、堤の行動に不審を抱かれてしまうし、アヤネのバイオノイドが活動を始めてしまいました。戌井が発信機(?)を取り付けましたが、やはり慎を探しているのでしょうか?

 慎の家で真田と真の会話を聞いて10年前の事を知っためぐみは卓郎にも話したようで、お見舞いに来た慎を慰めようとしますがそれでも気持ちが晴れない慎は浜辺へ向かいます。
 浜辺には無気力症の人たちが居ました。その中に混じって座り込む慎は、架空の家族を想像しました。両親が居て、洵と結祈が居て、昔のままに優しい諒は映子との結婚を家族に報告して……。
 浜辺から姿を消した慎の足跡は海へ続いていました。

 バイオノイドのアヤネが居なくなったとの報告を受け、予定していた策を講じようとしたところへ現れた諒が口にした言葉は。
「真田…邪魔をするな」

 諒は何をしようとしているのでしょう? 真田が言い淀んだ、諒が洵を連れて行った理由とは何なのでしょうか?

 羽根が綾凪市に溢れて、無気力症だった楢崎が意識を取り戻した? 

 次回で終わりなのに、また分からなくなってきました。

次回 第26話(最終回)「浮上する未来」

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by saigakuji_x20a | 2008-06-22 00:54 | PERSONA 【終】

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