ソウルイーター 第11話「椿の花~悲しみを越えた先にあるもの?~」
2008年 06月 18日
マサムネの箱庭での椿には不利な戦い。それでも、ブラック・スターは椿を信じて待っています。針の村人にボコボコに殴られて流血(!!)になっても自分のことには眼中無くて、でも椿を殴ろうとする奴には容赦ない。
妖刀と椿の関係なんて知らなくても、ブラック・スターは椿を信じている。それだけで充分なんですね。
カッコイイよ、ブラック・スター!!! ホントに時代が追いついてないんじゃないかって思えてしまいました。

多変形が特徴の椿の実家のナカツカサ家は、代々子供の一人が能力を引き継ぐことになっていました。長男のマサムネは大事に育てられていて、でもそれは能力を引き継げなかった子供を哀れんでのことだったのだと歪んだ受け止め方をしてしまったのことがマサムネが妖刀になってしまった理由のようです。能力の全ては椿に引き継がれていたのでした。マサムネが受け継いだのは「刀モード」だけ?
子供の頃、気を遣ってばかりだった椿を詰るマサムネの言葉に言い返せない椿ですが、ブラック・スターの「お前がそんなこと思っちゃいないってことは、俺様がよ~く分かってる」という言葉で迷いを断ち切ります。
「陳腐な花だなんて言わせない。そう分からせてくれた人がいます。椿だって香りがあるんです!」
鎖鎌モードから忍者刀モードに切替えて、遠慮抜きでマサムネと戦う椿。決着がついたかと思われた時、現実での椿の体が刀に吸い込まれてしまい、「椿が負けた!?」と焦るブラック・スターと死神様の元で覗いていたマカたち。
それでもブラック・スターは木の棒で妖刀を軽く叩きながら「アンコール、アンコール、アンコール……」と繰り返します。
「お前の気持ち、見せて貰ったよ。椿の花、香りの無い花か…。否、お前の魂に触れて気付いたよ。良い香りだ」
刀を胸に受けながらも椿はマサムネに勝利し、彼の魂を胸にブラック・スターの元に戻りました。いつもと変わらない様子の椿に「大丈夫か?」と気遣うブラック・スター。笑顔で「平気」と答える椿に「抱っこしてやる」とブラック・スターは笑顔で両手を広げ、堪らなくなった椿は膝立ちで抱きついて初めて涙を流すのでした。
死武専に戻ったブラック・スターと椿を死神様やマカたちが出迎えました。皆の前で椿の新しいモード「妖刀モード」を披露するブラック・スターですが直ぐにヒックリ返ってしまいました。魂の波長を一気に持って行かれたのだそうで、今のブラック・スターには未だ使いこなせないようです。でも椿は
「焦らないで進みましょ、二人で」
と穏やかでした。
死神様の鏡を覗いてい心配するマカを尻目に弁当を食べているシュタインやキッドたちがオモシロかったです。 それにシュタインがブラック・スター達を過小評価していたって言ったのも嬉しかったですね。
みんな、伸び盛りだからね!!
次回 第12話「恐怖に負けない勇気~マカ=アルバーンの一大決心?~」
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by saigakuji_x20a | 2008-06-18 01:10 | ソウルイーター【終】