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幕末機関説いろはにほへと DVD巻の八  感想   

2007年 11月 03日

第二十一話 海峡渡る
第二十二話 北の邂逅
第二十三話 函館はあかく

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 前に陸奥の国が青森県って書いたけど、アレは間違いです。岩手県沿岸みたいですよね。でもあそこの海流は南下しても北上はしないんだけどねー
 八巻はクライマックス間近っぽくなく、なんか進行がダルイんですけどーー。

 さて、怪我が癒えた耀次郎は天聖と西郷の計らいで宮古(岩手県)から官軍の船(ストーンウォール、鉄甲)に乗り蝦夷を目指します。官軍の企てにより土方が危機に陥りますが、耀次郎の活躍で救われます。そして土方と共に蝦夷地に上陸となるのです。ガトリング砲を斬っちゃう耀次郎も凄いけど、月涙刀って何でも斬れるのね。斬鉄剣みたいじゃん。




 榎本を討つべく狙っていた耀次郎の前に立ちはだかったのは“月涙刀 陽の小太刀”に操られた赫乃丈でした。その場は引き下がる耀次郎でしたが、榎本を狙った刺客として手配されてしまいます。一方の赫乃丈は操られたままで、蒼鉄の書くシナリオのままに榎本のプロパガンダとなり“ジャンヌ・ダルク”をモチーフとした舞台でもって民を扇動していきます。

 榎本の暗殺に失敗した神無は任務を解かれ放逐、部隊も解散となります。意外にもルークはクイーンの兄だったんですねー。どっちかっていうと、ルークの方が弟っぽく感じてました。
 寂しさから神無とクイーンが慰めあったようだけど、そのシーンで「ガンダムSEED」のフレイとキラを思い出してしまいましたよ。
 結局任務とは関係無しに榎本を狙いますが失敗。神無は榎本(の中の首)にトラウマを利用した幻覚を見せられクイーンを射殺してしまいます(幻覚の中のクイーンはいよいよフレイっぽい)。打ちひしがれた神無の前に現れたのは舞台衣装の赫乃丈で、神無は赫乃丈に自分を捨てた母親を重ね、靴に口付けし許しを乞うのでした。
 このシーンになってくると結構神無贔屓な私は、神無が可哀想で可哀想で。なんとか母親にも何物にも縛られずに幸せになれないのか? 一座の一員になっちゃえよ~とか思うんだけど、ここまで来ると無理かなって気もするし。
 函館に赤い雨が降り始めました。

by saigakuji_x20a | 2007-11-03 02:03 | 幕末機関説いろはにほへと【終】

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