幕末機関説いろはにほへと DVD巻の六 感想
2007年 10月 22日
第十六話 同行四人
第十七話 議無用なり
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勝手についてきた赫乃丈を追い払うわけでもなく一緒に旅をしている耀次郎です。(十三話から美人度が上がっている気がする)宇都宮に向かう途中、鼻緒が切れて困っている赫乃丈に優しいのは天性のフェミニストか? 通りがかりのお姐さんに換えの草鞋を貰いますが、何処から見ても怪しさプンプンですね。でも刺客かなにかかと思いきや、高麗の聖天様からのお使いでした。
「徳川家康が“永遠の刺客”!?」
なんと家康を奉っている日光東照宮は、実は“覇者の首”を封印するための物だったのです。耀次郎が隠し通路を抜けて辿り着いた場所には、“首”を封印していた形跡がありました。そして傍には“月涙刀”にソックリな刀が。後を追ってきた赫乃丈はその刀に呼ばれるように手に取ると耀次郎の月涙刀が輝きだし化け物を斬れるようになったのです。
耀次郎は今までまともに赫乃丈を呼ぶという事が無かったけど、今回はっきりと「座長」って呼んでましたね。やっと浪川さんの声が認識できそうです。
刀に精気を吸われたのか疲れが出たのか、赫乃丈が倒れてしまいます。付き添っていた耀次郎が口ずさんでいたのは赫乃丈が唄っていたの同じ手毬唄でした。
「何故、その唄を?」
「…分からない…」 (浪川さん……音が外れてましたね。歌は止めた方が…(~_~;))
米沢に向かっている耀次郎と赫乃丈です。途中、薩摩軍に襲われている白虎隊士を助けます。赫乃丈が刀を抜くと、操られるように相手を斬っていきます。実際操られていたので、我に帰ってしまうとダメダメです。ピンチのところを土方歳三(CV檜山修之さん)に助けられました。土方さん、会津にも立ち寄ってたんだー。
米沢に嫁いだ姉に今生の別れをすべく危険を冒す隊士に加勢するため、耀次郎と土方は一芝居うち、官軍の注目を集めます。
「京都池田屋で討たれし秋月耀一郎が仇……」
「どこかで芝居の指南でも受けたか?」
「門前の小僧です」
門前の小僧どころか、実際に舞台に上がったじゃーーん。一回だけだけど。でもこのシーンはウケた。
サブタイトルの「同行四人」は四国札所巡り(だったかな?)の時の衣装に書いてある「同行二人」にひっかけてるのでしょうか? あれは巡礼者当人に弘法大師がいつも同行していますという意味でしたっけ? だから実は一人なのに「同行二人」なんですよね。
耀次郎と赫乃丈と土方の三人は仙台藩へ。仙台湾には榎本の乗る開洋丸が。神無たちが襲撃するも失敗します。 土方は同士と合流、会議に出席するも藩の重臣たちの腑抜けた態度にイライラMAX。(一言くらい喋れよ、伊達慶邦!!)そんなところに蒼鉄と出会い興味を持ちます(土方×蒼鉄か?←ウソ)。蒼鉄は最初かに土方を引き入れるつもりでした。しかし何者なんでしょうね、茨木蒼鉄って人物は。“覇者の首”にメチャクチャ詳しいよ。耀次郎よりもね。
木の葉が色づく季節、耀次郎たちはお寺へ宿を求めます。紹介状なんていつの間に入手していたのか? ここにきて赫乃丈を追い払おうとする耀次郎ですが、不本意ながらそれも為らず仕舞い。ひょっとしてこの二人、兄妹とかってんじゃないでしょうね? いやだって赫乃丈は元々大棚の娘だったんじゃあ…? 出生の秘密有りなのか?
耀次郎からの手紙を読んで聖天は「不味いことになった」と呟きます。
もしやあの刀は“月涙刀”とは逆の作用をするとかでしょうか? “首の護り手”? それがよりによって赫乃丈の手に渡ったという事は何を意味するの?
益々続きが気になりますね。
by saigakuji_x20a | 2007-10-22 17:18 | 幕末機関説いろはにほへと【終】