『蒼穹のファフナー　EXSODUS』の６話を観ました。

　竜宮島のコアが予想外の成長速度で覚醒。待ちに待ったようやくの「皆城乙姫（みなしろつばき）」との再会に喜ぶ芹だったけれども「私を“皆城乙姫”と呼ばないで。」とイキナリの拒絶の言葉と以前と違うキツい性格（？）に戸惑ってしまう。

　予想はしていたけど、本当に以前の乙姫ちゃんとは真逆のツンな性格に生まれ変わるなんてねー。でもツンなのは自分を乙姫と比べられる時だけっぽい。健司相手には普通に話していたし、服を着せてくれた芹にもちゃんと「ありがとう」と言えてたし。



　美羽たち島外派遣組は無事に目的地に到着。その土地の世界樹ミールの守護のおかげで平和に暮らしているように見えるけれども、人類軍は人間からミールを守っているのだと真矢の秀でた観察眼は分析した。

　さっそく世界樹ミールを介して新たなミールと接触した美羽だったけれども、美羽が未だ幼い為に上手く“お話し”が出来ない為にミールは美羽を不自然に成長させようとし、美羽もそれを望んでしまった。止めたのはエメリーだったけれども……。

　人類軍はまたしても核爆弾を使って美羽や真矢が訪れている土地を住んでいる人々諸共“ロードランナー”と共に吹き飛ばしてしまおうとする。
　劇場版でもいつも人類軍は事態を面倒な方向に向かわせてしまうよねー。つか、ヘスター・ギャロップの声が藤田淑子さんじゃなくなったのか……。

　アルビスの首脳陣と総士と一騎を集めさせた島のコアは総士と一騎に美羽を護りに行くよう命令する。当然の様にマーク・ザインとマーク・ニヒトに二人を乗せるつもりのコアに「死を命じるのと同じだ」との反対の声が出ても「それが二人への祝福だから。あなた達は世界をどう祝福するの？」と総士と一騎に選択をせまる。
　総士と一騎はファフナーに乗ることを選択。史彦も二人に島外派遣の準備を命じた。そんな中に“ウォーカー”が島に再襲来する。指揮官は彗くんだ！
　コアに名付け親を任じられた芹。さてさて、どんな名前にするのかなー。

　シナジェティック・スーツに着替えた総士と一騎。本当に良いのか？　と尋ねた総士に一騎は「命の使い道をずっと考えていた」（「軍師　官兵衛」か？）と迷いは無いと答える。
　子供頃に一騎が傷つけた左目のせいで今までファフナーに乗れなかった筈の総士に「左目は大丈夫なのか？」と尋ねると、「一度は失われたが戻った。お前と同じだ」との答え。
　そっか、来栖操に治して貰ってたんだね。なら、どうしてメガネかけてんの？　と突っ込みして良いですか？　そして一騎は初めて目にした筈の総士のスーツ姿に少しは感動してくれたって良いんじゃねーの？　私はメッチャドキドキしましたけど！！
　ザインとニヒトを暴走させたら自分たちが島を沈めかねない、と心配を口にする総士に「出来るさ、俺とお前なら。そうだろ？」と殺し文句で魔法の言葉を返す一騎に総士は微笑んだ！

　ザインは解体予定だった為にリミッターを外してあるそうです。てか、リミッターを付けてたんだ！　どうりで島に戻った時みたいな能力がその後に発揮されてなかった訳だ！　それより問題は、ニヒトを総士は制御できるのか？　今までニヒトにはまともなパイロットが乗ってなかったから調教が大変だよねっ。それなのに、パイロットの総士は初実戦なんですよ！　今まではシークフリードシステムで体感してただけで、実際にファフナーに乗っての戦闘は初めてな筈なんですよ！？　総士は大丈夫なんですかっ！！？？

　ザインに乗ることになった一騎をなんとか止めようとするカノンだったけど「命の使い道を教えて貰ったんだ。ずっとザインに呼ばれてる気がしてた」と、一騎を止める術は無くて。もう二度と生きて戻れないかも知れない一騎を涙で見送るしかないのでした。カノン辛いなーーー。

　一方、美羽たちは“ロードランナー”達フェストゥムの襲来を受けていて。美羽は異常成長をしていて。
　一騎と総士は美羽たちをフェストゥムや核爆弾から護ることが出来るのか？
　「最初の犠牲者」とは一体誰なのか？　巷の予想では堂馬広登がフラグの筆頭だけど、誰が死んでもおかしくないのがこの「蒼穹のファフナー」ですからねー。真矢もフラグが立ってるしね。溝口さんもヤバいけど、これ以上大人を減らすと司令官の補佐役が居なくなってしまうし。

　主役が早々に退場ってコトは無いと思いたいけど、でもどうやって一騎が同化現象を乗り越えるのかが楽しみ。益々フェストゥムに近い存在になるのかな？
　今シリーズに春日井甲洋の出番はあるのか？　マーク・フィアーにコアを入れないままにしておけば、甲洋がまた帰ってくるかも？　来栖操は出る？　人型に生まれ変わってた彼らのミールのその後も気になるのでした。