ナスカドーパントの冴子に惨敗した若菜は、今のままでのクレイドールの力では冴子に適わないと認めるしかなく猛烈に新しい力を欲するようになりました。

　川相透は、一旦は亜紀子に預けていたジーンのメモリを奪い返してしまった挙句にクレイドールに攫われてしまいました。

　冴子と若菜の対立や川相の内向的な性格は、フィリップにはどうにもならない事態にしか見えませんでした。しかし、川相に関しては亜樹子に任せるように翔太郎に言われてしまいます。
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　スタジオに連れて行かれた川相は、ここで好きに撮影して良いという若菜の誘いに乗って要求通りにガイアプログレッサーを若菜の体に融合させてしまいました！　亜紀子にこの事を翔太郎に知らせるようにと言われた川相は急いで知らせようとしますが、筆談用のスケッチブックを焼かれてしまったのでなかなか口に出す事が出来ません。（ｲﾗｲﾗ
　そこに現れたジーン役の虹村を見た川相は「君のジーンは元気が良すぎるんだ、もっとダークなイメージで…」と初めて不満をぶつけます。　そんな事が言いたかったの？　と虹村にあっさり受け入れられて川相も拍子抜け？

　でも、今はそんな事を言っている場合ではありません。知らせを受けた翔太郎、フィリップ、照井が駆けつけて変身。クレイドールはエクストリーム・クレイドールとなって強大な力で攻撃してきます。その力にはナスカも適わず、引き下がるしかありませんでした。
　クレイドールのメモリを再生能力しか能のないメモリと侮っていた冴子でしたが、その真の力を目の当たりにして琉兵衛が最初から最強のメモリを若菜に与えていたことを知ったのでした。

　エクストリーム・クレイドールが力を凝縮して攻撃しようとすると、サイクロン・ジョーカー・エクストリームはプリズムビッカーの設定を防御に徹底させて防いだのでした。最強の盾と矛ってカンジですかね。

　川相は改めてメモリを手放して破壊して貰いました。自力でメモリから離れた人は初めてですね。そして、皆と強力して新しく映画を撮り始めました。その性格改善ぶりに、フィリップの“どうにもならない”という考えも少し変わったようです。
　フィリップが星の本棚に入ると、そこに若菜が現れました。驚くフィリップはそれでも「僕は家族を取り戻す」と宣言します。そんなフィリップに若菜は「バカに子。地球一頭が良いクセに」と言って消えたのでした。

　琉兵衛は、冴子が生きていた事を知っていても若菜にヤル気を起こさせる為に泳がせていました。それを言われた加頭は、それでも冴子を匿うのでしょうか？

　映画撮影で亜紀Ｐにキスシーンを命じられたのに逃げ出してしまった照井は、そんな自分を恥じて「今度こそ振り切るぜ」と何を血迷ったのかキス魔に変身！？　翔太郎に迫った時には腐女子の血が騒ぎそうになっちまいましたよ！
　井坂を倒して以来、こんなに性格が変わってしまうなんて…………（泣）　まあ、オモシロイけどね。

　そーいえば、若菜がエクストリームの力を得たのに、シュラウドの登場は無かったね。琉兵衛もその件に関してはノーコメントだったね。何か一言くらいあっても良いんじゃなかったのかなぁ？？

次回　第４１話「Ｊの迷宮／猟奇的な悪女」

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