吹雪が去り、マイルズ少佐はキンブリーとその部下を始末することを決めました。エドは殺す事に反対しますが、その甘さが自分や周りの人間に危機をもたらす事になるだろうと警告します。
　それでもエドは殺さない道を選ぼうとします。
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　キンブリーを狙撃しようとするマイルズたちの邪魔をしようと縦坑の入り口でイロイロと質問をしたエド。しかし殺気を感じていたキンブリーには、それが自分を狙撃させる為の時間稼ぎだと思われてしまいます。
　錬金術で視界を奪われたエドをキメラ化したキンブリーの部下が襲います。攻撃を避けていたエドは足を踏み外して坑道に落ちてしまいました。そこでキンブリーと対峙するエド。
　賢者の石を取り出したキンブリーから石を手放させ、掌の錬成陣に傷をつけます。これでエドの勝ちかと思いましたが、キンブリーは石をもう一つ持っていたのでした！
　キンブリーの錬金術による爆発に巻き込まれたエドが目を覚ますと、キメラたちも瓦礫の下敷きになっていました。そして自分は……腹部に鉄骨が突き刺さって出血していました。

　一度は気を失ったものの、意識を取り戻すとエドは錬金術で瓦礫の下敷きになっているキメラたちを助け、自分の腹に刺さっている鉄骨を抜いてくれるように頼みます。抜いた時に予想される大量出血は、魂を代償に練成しようと試みます。
　激痛に襲われる中、グラトニーの腹の中から脱出した時のことを思い出し、自分を魂一つの賢者の石と想定して傷口を塞ぐ練成をやってのけたのでした。

　キンブリーを追おうとしたエドですが、さすがに倒れてしまいます。そんなエドをキメラたちは軍を去るついでに背負って医者に連れて行こうとするのでした。

　ブリッグズがセントラル軍の支配下になったことをウィンリイたちに知らせに行ったアルは無事に合流し、行き先をイシュバールの民たちが集まっているという場所に変更します。
　その途中でアルが「魂が肉体に引っ張られる」と言って倒れてしまい、ウィンリイの呼びかけにも答えません。途方に暮れるウィンリイです。

次回　第４２話「反撃の兆し」

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