今回の話は原作の中でも好きな話です。チョットほろりとしてしまいました。それにイロイロありすぎて頭がパンクしそう。

　トリシャの墓前でホーエンハイムと再会したエド。ホーエンハイムはエドが家を燃やしたことを“逃げ”だと指摘し「オネショをした子供が布団を隠すのと同じ」と揶揄されてしまいました。当然反発するエドを昔の自分にそっくりだ…と言うのでした。

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　夜中にピナコの家に泊まり眠っているエドの様子をこっそり見ているホーエンハイムは不器用なお父さんですね。部屋の扉の外にエドがいるのを知っていて、ピナコとの会話の中に“エドたちが練成したものは本当にトリシャだったのか？”との疑問を投げかけます。愕然とかるエド。そんな事、今まで考えたこともなかったでしょう。

　ホーエンハイムが去った後に練成したものを掘り起こすエド。雨の中、自家中毒で嘔吐しながら作業を続けるエド。掘り当てた髪の毛と思われる物を洗ってみると、トリシャの髪は栗色だったのにソレは黒でした。他にも骨の大きさなどを見たピナコの意見はトリシャではないとの結論でした。
　そのことからアルの体を取り戻せると確信したエドでした。そしてエドはイズミに電話をします。
「先生が練成したお子さんは、本当に先生のお子さんでしたか？」
　イズミも掘り起こし確かめてみると、ソレは自分たちの子供ではないと言う結論になり、エドにその事を報告すると「ありがとう」と言いました。
　自分の子供を２度殺したのではなかったという罪悪感を背負っていたイズミは心が軽くなったと涙したのでした。

　セントラルでアルと合流したエドはボロボロなアルにビックリ！！！　それまでの経緯を聞かされたエドは、自分が練成した物を掘り起こし、それがトリシャでなかったこと、アルを元に戻せると確信したことを話しました。そして真理の扉の向こうにある体を取り戻すことを改めて決意したのでした。

　リンはアルに鎧の体の秘密を教えてもらうと無邪気に便利だの何のと言うので、今までアルとエドを見てきてその辛さを知っているウィンリイは激怒するのでした。ん～～、確かにリンは無神経でしたね。果たしてそのことに気付いたかな？

次回　第２１話「愚者の前進」

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