「世界一初恋~吉野千秋の場合2~」「官能小説化を束縛中♡」   

2008年 11月 01日

 世界一初恋~吉野千秋の場合2~ 著:藤崎都 原作/イラスト:中村春菊 ルビー文庫

 ザ・ルビーで連載中の「世界一初恋~小野寺律の場合~」の別カップルのお話で「純情ロマンチカ」の美咲がアルバイトの面接を受けた編集部が舞台で~す。

 編集の羽鳥と売れっ子漫画家の吉野千秋は幼馴染。別々に暮らしてはいるけど千秋の健康は羽鳥が握っている状態です。要するにご飯とかの家事を可能な限りやってあげていて、天然な千秋はそれをフツーと思っていたのに、実は羽鳥はずーーーーっと前から千秋が好きで、漫画家になった千秋と一緒に働きたいが為に編集になったという健気なヤツだったのです。
 しかし千秋の傍にはこれも中学からの友人の柳瀬という有能アシスタントが千秋を狙っていました。柳瀬と羽鳥は千秋を巡って牽制し合う関係でした。

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 前巻で羽鳥に告白された千秋は一応受け入れて“恋人同士”的ポジションになりました。でも千秋はイマイチ実感が湧かないというか、羽鳥を恋愛の対象として本当に好きかどうかも分からなくて、ヤキモチを妬いたりもしますが流されただけかも……とか思ったりしてます。ハッキリしているのは「羽鳥にはずっと傍にいて欲しい」ってことでした。

 今回はとうとう柳瀬にも告白されてしまいますが、千秋も羽鳥への「好き」が恋愛の意味だっことを一応自覚して「柳瀬とはずっと友達でいたい」と返事をしました。柳瀬は今は友達でも、そのうち自分を好きになってくれる日が来るかもしれないから千秋を好きなままでいるようです。

 千秋と羽鳥が一応まとまってしまったことで、この作品は今後も続くのでしょうか? 漫画の方はまだまだつづきますよね。律と高柳の間の誤解が解けてないし…。


 官能小説化を束縛中♡ 著:森本あき イラスト:かんべあきら ガッシュ文庫

 官能小説化シリーズの6冊目です。前巻のパーティシーンでチョット登場した作家の“綺羅清流”のお話です。

 前巻に出ていた“綺羅清流”は腰まで長いストレートヘアで着物が良く似合う美人さんでしたが、それは表舞台担当者で、実際に文章を書いているのは別人だったのでした。
 表担当の鈴蘭と文章担当の左京。二人と鈴蘭の5人の姉たちで縛りを得意とする官能小説家の“綺羅清流”を維持していたのでした。

 鈴蘭の家は資産家で、遠縁の左京を引き取って以来家族同様に暮らしていました。鈴蘭は左京に一目ぼれ
で、告白しても不幸な生い立ちから極端に無口な左京は答えを返してくれません。それでも「縛らせて」とか「抱かせて」と左京が言ってくれるから鈴蘭はそれが煮詰まった時の気晴らしでも嬉しかったのでした。

 一応売れている作家の綺羅清流。左京は収入から最低限の分だけ残して、後はお世話になった鈴蘭の家に返済していました。それは左京の“ケジメ”なようです。

 或る雑誌で使う為の写真撮影で、カメラマンがゲイな雰囲気でした。姉たちが鈴蘭のピンチ! と出不精の左京を呼びに行ったことをきっかけに左京と鈴蘭は実は両思いだった事が分かったのです。

 実は左京はとっくの昔に鈴蘭の家族に「鈴蘭をください」と告白していたのでした。知らなかったのは鈴蘭だけ。今まで左京が返済していたお金は、鈴蘭の持参金として左京に戻されました。今まで慎ましく暮らしていた左京でしたが、戻されたお金で新婚旅行に行くことにしました。行き先はハワイ!! 昔から決めていたって…オイオイ!?

 このシリーズはまだまだ続くのかなぁ??
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by saigakuji_x20a | 2008-11-01 00:16 | 小説 | Comments(0)

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