×××HOLiC◆継 第10話「不戻 キヅキ」   

2008年 06月 27日

 小羽編のラストです。

 TVで他の霊能者と違うことを言った小羽は嘘つきと決め付けられ雑誌などに誹謗中傷を書かれ、自宅の前にはマスコミが集っていました。小羽が心配になった四月一日がマスコミを振り切って家の中に入ってみると、バスルームで小羽が母親に食事も与えられずに“水垢離”をさせられていました。
 見かねた四月一日が小羽に家を出る事を提案すると、それを小羽は受け入れるのでした。
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 侑子の店に小羽を連れてきた四月一日。侑子もモコナもマルとモロも大歓迎でした。小羽はマルとモロとモコナと一緒にお風呂に入ったり、皆と一緒に笑いながら食事をしたり、マルとモロと一緒に眠ったりしました。侑子も好きなだけ居て良いと言ってくれました。でも、朝になると小羽は母親の元に戻って行きました。せめて朝ごはんくらい食べていけばよいのに…。
 別れ際に、四月一日は夢買から買った吉夢の風船を小羽に渡しました。

 家に帰ると小羽は椅子に座ったままの母親に「もう、終わりにしよう」と言うのでした。

 後になって霊視した内容が小羽の言った通りだったことが分かり、マスコミは掌を返したように小羽の能力を持ち上げるようになりましたが、小羽たち親子は引越しをしてしまった後でした。

 夏服だった四月一日の制服が冬服になりました。百目鬼の家の桜の木の下で小羽に再会する四月一日。髪を短く切った小羽は幸せそうでした。吉夢の風船が願いを叶えてくれたのだそうです。
 四月一日と分かれた小羽を迎えに来た母親は彼女の肩に手を添えて、仲良さそうに帰って行ったのでした。

 これもひとつのハッピーエンドですね。もう一つの「×××HOLiC」の世界では原作とは正反対のこういう結末になりました。

でも私は納得いかない!!

 だってイロイロと辻褄が合わないじゃないですか! 四月一日と百目鬼が自宅から小羽を連れ出した時、不浄な物に触れると能力が落ちると言って熱いお茶まで浴びせた母親が、あんなにもあっさり小羽を家から出したのはオカシイ!
 アニメでは未だ侑子の店に入れない百目鬼はともかく、何故小羽が店に入れたのか? 侑子の店は“対価と引き替えに願いを叶える店”なので、願いのない人は入れない筈。“好きな人と笑いながらご飯を食べる”という願いが叶ったと小羽は言ったけど、それは侑子と契約をしていないことだから無効だと思います。
 侑子と“願い”のことについて何も話さないうちに小羽は帰ってしまったのはオカシイでしょ!

 帰り際に四月一日に渡された“風船”ですが、アレは願い事が叶う風船ではない筈です! “吉夢”なんです! 以前の吉夢には遥さんが出てきました。あの時は百目鬼の事を遥さんと話をして終わりました。特に願い事が叶ったワケではないですよね?

 自宅に帰った小羽が「もう終わりにしよう」って言っただけで、あの母親が素直に納得したのもオカシイでしょう? あんなに名誉とお金に執着していたのに、マスコミが良く書き出したらまたTVに戻りたいと思わないのかな?
 どうして小羽が母親の言いなりになっていたのか、どうして母親があんな風になってしまったのかが描かれてないし、どうやって母子の関係が改善されて小羽に触れるようになったのかが全く描かれてなくて納得いかな~い。「全ては風船のおかげ」で済ませてしまおうってコト?

 ツバサと関わらないように作ってあるのに、モコナがお風呂で「白モコナの真似~~」とか言ってるんですよね。前期ではタマにそーいうことありましたが、今期は初めてかな。

次回 第11話「秘事 ヒトリ」

 いよいよひまわりちゃんの秘密が明らかにされていきます。アニメでは四月一日を助ける為の対価を払ったのは百目鬼とひまわりちゃんの2人だけのようですね。原作では小狼も払ってくれたのですが…。

【原作の小羽母子の結末】
 「二人でいても辛いだけだから」と小羽は母親と離れることを選びました。そして「終わり」にする為に生放送のTVに出演し、他の霊能者と違う事を言います。「分からないからっていい加減な事を言うのはよしたほうがいいわよ」と言われ「母さんに嘘でもいいから言えって言われた」と答えた小羽。

 番組は一転して小羽の母親に注目が集まりました。逆上した母親は放送中にも関わらず小羽に平手打ちをしてしまい、児童虐待の疑いまでかけられます。
イヤな予感がしてTV局のスタジオに駆けつけた四月一日と百目鬼は、更に暴力を振るおうとする母親から小羽を庇って代わりに四月一日が殴られ、百目鬼が母親の暴力を止めるとガックリと膝をついて錯乱状態になってしまったのでした。

 母親は病院に運ばれ、四月一日は小羽を侑子の店に連れて行きました。小羽は自分たち母子のことを四月一日に話します。
 昔は小羽のことをとても可愛がっていて幸せだった母子。そのうち小羽が“視える”ようになって、父親の側に立っている女の人の話を母親にした日から変わってしまいました。
 父親の浮気が発覚し、離婚。母親は自分を捨てた夫に後悔させるために小羽を有名にしてお金持ちになろうとしていたのでした。母親を取り巻くようになった“黒いもの”(第一期の小指の指輪の話にも出てきた黒いもの)から小羽は自分の力で母親を守ろうと思った。でも母親の状態は悪くなる一方だったのに終わらせられなかった小羽。そこで「終わらせる」きっかけをくれたのは四月一日との出会いでした。
 でも母親を悪者にしてしまったことを小羽が後悔しない訳がなくて。
「母さん…母さん……ママ……ごめんなさい」
と四月一日に抱きついて涙を流した小羽を「小羽ちゃんは何も悪くない」と慰める四月一日。

 店に入れた小羽に願い事を尋ねる侑子。
「ママに…幸せになって欲しい」
 幸せは、お金とかテレビに出るとかそういうのじゃなくて、ただ大好きな人が幸せで一緒に居てくれるだけでいいんだって気付いて欲しい、二人で居ても辛いだけだから、先に自分が幸せになってママが気付いてくれるのを待ちたいと語る小羽。そしてその為に自分の能力を対価に、母親を非難するマスコミやその他を消して欲しいと願うのでした。
 侑子は祓う力だけを対価に、母親や小羽に関する悪い風評を無くすことを約束するのでした。

 祓う力が無くなったので、危ないものが追いかけて来たら百目鬼を頼れば良い。時には四月一日も頼りになるし、小羽が会ってくれなくなったら四月一日は号泣しちゃうわよ等と和やかな店の雰囲気と皆の気持ちの暖かさに小羽は初めて明るい笑顔を見せたのでした。

 そして百目鬼のことを「静くん」と呼ぶようになるんですね…。
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by saigakuji_x20a | 2008-06-27 18:19 | ×××HOLiC【終】 | Comments(0)

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