「劇場版 CLANNAD-クラナド-」を観ました   

2008年 04月 25日

 -大切な人をなくしたことがありますか?-
 DVDで劇場版CLANNADを観ました。東映アニメーション製作だったことに驚いた。作画はTV版の方が私的には好みです。

 渚と朋也が出会ってから8年後のお話です。夜の雨の中を魂の抜け殻のように徘徊する朋也の回想話から始まったので、そっかぁ…後の話はあーなるワケなのか。まぁ…なんとなく、あのままHAPPY ENDにはならないだろうなぁって気はしてたので…でもその後の朋也が意外でした。
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 キャストとかキャラ設定がTV版とは少し違ってました。朋也のCVが中村悠一さんじゃないんですね。でもあの劇場版朋也の性格設定なら中村さんじゃなくて正解だと思いました。他は殆ど一緒ですよね?
 風子と椋が出てこなくて、ことみは合唱のタクトを振っているだけで台詞無し。智代と杏(髪の色が違う)が同学年。演劇部の顧問が伊吹公子で合気道の達人か! 朋也の父は一応働いていて、割と朋也と打ち解けようと努力をしていて、拒んでいるのは朋也の方なんですね。

 ネタバレですが、劇場公開もDVD発売もとっくに過ぎているので大丈夫ですよね?(←今更ですが)

 渚の性格はTV版より不思議度もドジっ子度もネガティブ度も低いです。フツーの女子生徒と変わらないです。迷惑がる朋也の後をかまわず付いてってるし、神経太いよ。体が弱いって設定は重要なので変化無し…というかTV版より弱いかも?マフラーは学校に着いたら外した方が…長過ぎて邪魔じゃないか?

 朋也と春原の不良度は劇場版の方が上ですね。春原の家の経済状態が良くなくて、バイトをするという設定がありました。父のせいで朋也が腱を切って腕が上がらないという設定も健在。
 TV版には無かったのは、朋也が「何も無い世界」の夢を幼い頃から見続けて苦しんでいること。朋也の心にいつも暗くのしかかっています。

 演劇部を復活させた渚。創立謝祭が初舞台です。一人芝居をするといいますが、でも当日までにシナリオは完成せず、ぶっつけ本番で舞台に立つことになりました。舞台が進むにつれて朋也は驚愕します。渚の舞台の内容は正に朋也が長年見続けてきた「何も無い世界」の夢と同じだったからです。
 舞台が終わり、朋也は渚に告白するのでした。(同じ夢を見てきたからって、イキナリ好きになるって安直過ぎじゃないの!?)

 創立謝祭の後に体調を崩してまた休学した渚は、朋也より遅れて高校を卒業します。既に就職していた朋也は渚の卒業を待ってアパートで同棲を始めます。(何故「結婚」じゃないんだろう? と思ったのは私だけ?) 渚もファミレスでバイトをしたりと、一番幸せな時期でした。
 やがて渚は妊娠しますが、そこには思いがけない障害がありました。胎児の状態は良好だが、母体は周りの人間が思っているよりボロボロだったのでした。このまま出産すれば渚の命が危ない…朋也や秋生たちは子供を諦めるように説得しますが渚は受け入れません。
「名前を考えました。汐(うしお)っていいます。男でも女でも大丈夫なように…。今は子供を生むことしか考えられません。きっと大丈夫です」

 渚は元気な女の子を出産します。しかしそれは渚の命と引き換えにした新しい命の誕生でした。悲嘆に暮れる朋也。汐を秋生たちに託したまま会いにも行かず、心配で様子を見に来た春原や智代とも口をきかずに抜け殻のように日々をすごします。父親の「これでは昔の自分と同じじゃないか!」という言葉も朋也の心には届きません。
「何も無い世界の夢」は渚と一緒に居るようになってから見なくなった。でも夢なら朝になって目が覚めれば終わるけど、渚が居なくなった現実は覚めることの無い悪夢と同じ。

驚きましたね。まさかここまで朋也が「渚」という存在に依存していたとは思いませんでした。正に世界の全てって感じです。
それからソレ言ったらオシマイだろうって感想ですが、朋也は渚の体が弱いって知ってるのにどうして妊娠させたかな? 子供よりも渚の方が大事だって何故ハッキリ言わなかったんだ? そりゃ渚は「大家族」に憧れていたし堕胎なんて悲しい事をさせたくなかっただろうけど(だから妊娠さえさせなければ…)、出産を止められなかった責任は朋也にもあると思います。
 現代の医学なら帝王切開とかで母体の負担を軽くする方法もあった筈? 自然分娩は無茶過ぎる!!

 ある朝、アパートに乗り込んできた(鍵くらいかけとけ)公子たちに無理矢理拉致され「合宿」に付き合わされます。駅で待っている人が居る筈…と、ホームを見てくるように言いつけられた朋也は2番ホームへ。それは朋也の父や春原たちの作戦でした。
 2番ホームで待っていたのは秋生と早苗と汐(渚にそっくり!)でした。驚いて固まっている朋也に汐は駆け寄ろうとして転びそうになります。思わず助けに走る朋也に汐は「パパ」と笑いかけ、だんご大家族のぬいぐるみを差し出します。ようやく止まっていた朋也の時間が動きだしたのでした。
ラスト2分で泣いてしまいましたが、汐は一人で歩けるくらいになってたけど、渚が死んでどれくらい後の話だったんでしょう。 そんなに長い間、朋也は抜け殻状態だったの?! 会社も休みっぱなし?

 TV版も続きが製作されている筈ですが、やっぱり劇場版と大筋では同じになるのでしょうか? 渚を死なせない方向っていうのは無理? 朋也が汐を抱きしめていたシーンも観ましたが、やっぱり…?
 中村@朋也の悲嘆ぶりも観たい気はしますが、悲劇かぁ………。また泣かされるのね。
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by saigakuji_x20a | 2008-04-25 17:55 | アニメ | Comments(0)

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