ダリア文庫「先生は御曹司」感想   

2008年 03月 28日

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先生は御曹司 著:水島 忍 イラスト:かんべあきら ダリア文庫
 高校2年生の杉森晃は、クールな担任・石堂貴史の秘密を知っている…それは、石堂の恋人が晃の姉・幸恵だということ! 謎多き石堂の秘密を握っていることに満足する晃。しかし、幸恵が突然家出。居場所を知る筈と石堂に詰め寄るが、実は石堂は大企業の御曹司で、幸恵は石堂の双子の兄と駆け落ちしたち知り…?! 二人で後を追う中、晃は学校とは違う彼にドキドキしてきて――。
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 かんべあきら様がイラストのBL小説です。肩幅のある大人の男のイラスト…良いですねぇ。そしてこれも「先生×生徒」モノ。どうやら「先生」という単語は私をダメダメにしてしまうらしいです…。(-_-;)

 前に感想を書いた「首輪をください」は、学生が先に講師を好きで…という設定でしたが、今作はどうやら先生が先に晃に目を付けていたらしいです。

 学校では影で「刑事」と呼ばれている教師の石堂貴史。そんな彼が晃は苦手というか、反発心はあるものの好意なんか抱いていませんでした。でも石堂は晃を密かに気に入ってしたらしく、石堂が学校を休んだ時に自宅まで訪ねて行った晃を笑顔で迎えますが、姉の行方を知りたいのが目的と知るとガッカリしたり。
 晃は姉が家出した時に真っ先に石堂を問い詰め、石堂が御曹司だと知ります。「誰にも言わないで欲しい」という石堂に代償を要求しようとする晃。石堂はキスで口止めをします。石堂の弱みを握ったと喜んだのも束の間、思いがけない石堂の行動に晃は振り廻されっ放しです。

 幸恵と雅博の後を追って二人が滞在している旅館を訪れる石堂と晃。その場の成り行きでセックスをしてしまいますが、石堂には「自分はゲイで、学校内に好きな人がいる」と聞かされ複雑な気持ちになるのでした。
 学校で見る石堂とは違う表情にドキドキしてしまう晃。知ってしまったセックスの気持ち良さからなのか、つい石堂を誘ってしまうし、石堂も「困りましたね」とか言いながらしっかり晃を抱いちゃう石堂。

 幸恵と雅博の事が一段落すると、石堂は「晃のことは遊びだった」と言って突き放します。そしてお見合いをする為に学校まで辞めてしまうのでした。
 石堂のことが思い切れない晃は、雅博に隠し子が居たことに激怒し抗議する為に石堂のマンションに押しかけ、ついに「先生が好き…っ」と告白します。
 晃に告白されて石堂も「好きな人というのは、実は晃のこと」と告白し、二人は改めて恋人同士になるのでした。

 意外に心配性の石堂は晃の学校の理事長になることを決心し、晃を監視することに。共学だけど感じ易い晃が心配なんだってー。(^。^) 石堂は独占欲が強いらしいです。
 そりゃあ、ようやく相愛になれた相手だもんねー。

 双子っていうのは好みが似るのか兄の雅博は姉の幸恵を、弟の貴史は弟の晃を好きになったりして、これは偶然ですか?
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by saigakuji_x20a | 2008-03-28 01:45 | 小説

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