ルチル文庫 「恋愛証明書」 感想   

2008年 02月 07日

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 恋愛証明書  崎谷はるひ  イラスト:街子マドカ  ルチル文庫

 はじまりは3年前。カフェレストランで働く安芸遼一は、美しい妻と愛くるしい男の子、准と訪れる常連の客・皆川春海に一目惚れした。しばらくして、離婚し落ち込んだ春海によるの歓楽街で会った遼一は、身体だけの関係を持ちかける。それから1年。月に二度だけの逢瀬のたび、春海に惹かれていく遼一だったが、想いは告白できない。やがて別れを決意した遼一に春海は……?   -文庫より-
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 新刊ではなくて、ちょっと昔に発行された本です。崎谷はるひさんの文章は安心して読めるので比較的多く読んでいるかもしれません。街子マドカさんのイラストの本はこれが2冊目かな?

 なーんか好きなんですよねぇ。受が幸せ慣れしてなくて卑屈っぽくて、攻が言葉足らずってパターンが。第三者から見たらラブラブなのに、当事者だけが自覚無くて、攻は当然気付いてるんだろう、同じ気持ちなんだろうって思い込んでて、でも受はハッキリした言葉を貰っていないとかなんとかウジウジってて、いっそのこと別れちゃえ(!!)ってことになる……ってパターン。
いーじゃない、ベタでも好きなのよ。

【恋愛証明書】 
表題のお話です。昔あった雑誌「LAQIA Super EXtra」に載っていたそうです。「LAQIA」結構読んでましたね。休刊になっちゃったけど、続きモノのお話はどこかでサルベージされたのでしょうか?
 まぁ、それは置いといて。

 結構稀な設定なのが、春海が子供まで成しているにも拘らず実はゲイだったというところだと思います。(バイって設定はありがち)なので子持ちの攻サマです。カフェレストランの店員の遼一に一目惚れ(本人無自覚)して当時の妻に別れ際に性癖を指摘されて愕然とするっていう、ちょっと情けない春海。
 一方の遼一は真性のゲイでお客の春海の一目惚れ。でも彼は家族持ちだからこっそり片思いを楽しんでいた。

 マイホームパパそのものだった春海の様子が変わったと思っていた矢先、二丁目で遼一は思いがけず春海に出会います。妻に逃げられ、子供と引き離され、自分の性癖を指摘されダメージMAX状態。そこにつけ込んだ遼一。
「俺で試してみるのは?」
「…いいのかな」
 

そして月に二回、逢ってSEXするだけの関係が始まった。
 5年もの間セックスレスというか不●だったのに、性癖を自覚したっていうか遼一を相手にしたらイキナリ絶倫ってどうなの~~~ (@_@;)

 自分を“春海が立ち直るまでのお試しの愛人みたいな関係“…と位置づけてしまった遼一は、春海が元妻と息子と楽しそうに買い物をしている姿を偶然見かけた時に、もう自分の役目は終わったのだと悟り別れる決意をする。

 スマートに別れを切り出そうとする遼一だったが上手く言い出せなくて泣き出してしまう。春海はそんな 遼一に涙の理由を問いただす。
「おい、まさか、別れるっていうのか」
「だって俺、お試しでしょう?」
「オレはとっくにつきあってるつもりだった。」
「ずっと…好きで、俺、春海さんが…っ」
 

当然ラストはハッピーエンド♡
 私は基本的にハッピーエンドなヤツしか購入しませーん。(^.^)

【愛情証明書】
「恋愛証明書」の続編で書き下ろしです。
 春海の愛息が小学校に入学。仕事か忙しい春海は遼一に准の世話をついつい頼んでしまい、一方自分はロクに恋人らしいことも出来ない日々を送っていた。
 そんな春海に遼一は文句の一つも漏らさない。それがありがたい反面物足りなく感じる春海。←オトコって気儘よねーって感じでしょうか? 遼一も鈍感で卑屈だしー。でもそこカワイイけど。
 そこで春海は遼一に同居を提案します。
「きみさえよかったら、一緒に住まないか」
「だめ」
「遼一。頼む。俺と結婚して」
「春海さん、毎日……抱いてくれる? あの、エッチ…じゃなくて」
「いいよ。いくらでも」
 
誰がどう思うとも、所詮私はゲロ甘なのが好きなのよ!!

 私は手が大きい攻サマというのがツボなんですよねー。そんでもって、イラストが気に入らなきゃ中身(本文)がどうだろうと絶対読まない・買わない主義です。いっそイラストの無い方がマシって感じ。そんな私の最近のお気に入りが街子マドカさんかな。

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by saigakuji_x20a | 2008-02-07 02:01 | 小説 | Comments(0)

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