魔法科高校の劣等生16-四葉継承編   

2015年 05月 11日

f0119299_0564013.jpg
 最近、AT-Xでアニメを観てハマり始めた「魔法科高校の劣等生」。アニメだけでは飽き足らず、原作にまで手を付けてしまいました。だってアニメは7巻分までなのですもの、カットされたエピソードも面白いのですものーっ!!
 原作を読めばアニメより面白くて、久しぶりに超ハマってしまっています。ここ一ヶ月ほどは時間の許す限り読み続けてようやく現在出版されている15巻まで読んだぞーっと思っていたらナイスなタイミングで最新刊が発売になったので、もちろん発売日に書店へ行きましたとも!!

 今巻の見どころは深雪が達也に対しての「許されざる想い」に懊悩するとこと、達也の出生と生い立ちと一族中での扱いの秘密とういか事情説明だと思うのですが、四葉真夜のおかげで深雪の想いの方は成就しそうな展開になりました。
 以下、ネタバレ有りですので、お気を付け下さい。

にほんブログ村 アニメブログへ   web拍手を送る



 この巻での前半部分の四葉の分家たちが達也と深雪を大晦日中に本家に到着させない為の妨害活動なんかは、無敵の達也くんが大活躍で終りって感じなので省くとして。
 私にとって大事なのは真夜がどういう理由でもって深雪と達也の婚約を一族(と達也)に認めさせるのかってトコでした。
 真夜は達也が実は自分の息子だと爆弾発言した後に四葉の後継者に深雪を指名し、そして婚約者として達也を指名するのです。 もちろん深雪にとっては思わず泣き出してしまうくらいに嬉しいことでしたが、達也は真夜の「息子」発言に納得出来ないし戸惑うしかありません。
 そりゃそうだ。達也には自分と深雪が実の兄妹だって証拠が視えているのだし、真夜の息子だとしても深夜と真夜は一卵性の双子なのだから異父兄妹レベルの違いでしかないのでは?? 実の兄妹で結婚して子供を産み育てるって「古都内乱編」に出てきた光宣くんを見たら正気の沙汰じゃないって普通考えるしね。でもそこはさすがの真夜様で、抜かりは無い訳でした。

 深雪は自然に生まれたのではなく「調整体」なのだとか。それも「桜井水波」などの桜シリーズなどとは違って、調整体の欠点を全て克服した四葉の技術と魔法の遂を注ぎ込んで完成させた最高傑作の「完全調整体」なので、達也と同じ両親の卵子と精子から成る者でも遺伝子的には遠いのだとか。だから子供を作っても遺伝子異常なんかの心配は必要ないのよってコトでした。
 そしてそもそも、「深雪」は実は達也の世界を滅ぼせる力を制御する為に生み出された女の子なのだとか。この「女の子」ってトコが最初っから仕組まれてるなぁって感じですかね。

 本家で深雪と達也は同室を与えられました。それもお布団一組に枕二つという大胆さ!! どこの新婚カップルかっ!? と突っ込みを入れずにいられません。(爆笑)
 布団を敷いた本家の使用人はどんな気持ちだったのでしょうか? よもやの水波だったりして………。

 達也は深雪が調整体だということを深雪に明かしました。最初はショックだった深雪も達也と同じくらいには生きられると知らされると安心します。そして遺伝子的な不安要素が無いならば自分は達也の花嫁になれると喜ぶ深雪でしたが、明らかに温度の違う達也を見ると複雑です。そしてとうとうお兄様の花嫁になりたい!という本心を打ち明けてしまうのでした。
 深雪の気持ちを知って驚く達也。そんな達也に深雪は自分ことをアブノーマルだと思ってくれても構わないけど、突き放したり、側から居なくならないで懇願します。もちろん達也に深雪を突き放すとか傍から離れるなんて選択肢は最初から無いのですけど。その誓いは「(今は妹としか見られないけど)死が二人を分かつまで俺はお前の側にいる」なーんて結婚式の誓いの言葉調でした。

 それにしてもノーマルとかアブノーマルとか、ほぼ死語になっているんじゃないかと思う単語を使っているのは何故なの? 何年振りかで見た単語だったので新鮮でした。

 新年の一族勢揃いの場で達也が実は真夜の息子だったとか、深雪が次期当主に決まったとか、達也が深雪の婚約者に決まったとかが発表されて一族は驚くばかり。でも達也の婚約ショックで亜夜子が体調を崩したおかげで真相追及はウヤムヤになり、深雪と達也の件は一族内では決定事項になったのでした。
 達也の新魔法のお披露目も上手くいったのは良いとして、コノ魔法の実戦投入は次の師族会議編になるのでしょうか? リーナのトコのベンジャミン・カノープスが本格参戦の模様ですしね。


 ということで、この巻をざっくりと振り返ってみましたが、私にはずっと不思議に思っていることがあります。
 深雪は自分が次期当主に指名されたら決めらてしまうであろう「婚約者」に怯えて(?)いた訳ですが、どうして達也の方に一族が決めた婚約者が現れる可能性というものを考えないのかなって。一族がやろうと思えば、達也に一族関連企業かどっかの女性をあてがってお払い箱に出来るんじゃないのかな? 実際には真夜が許可しないだうけど、深雪の頭の中にその可能性が浮かばないのは無意識に排除していたのでしょうか?
 もしその可能性に気付いたら、達也が自分の知らない女性が結婚して、その女性が達也の子供を産んで…………みたいな事を想像したら深雪は心を病んで「雪の女王」と化してしまうでしょうねぇ。
 一方で、達也は深雪が次期当主指名されて婚約者が決まったらどういう感情を持ったのでしょうか? そっちの方が興味あったりするのですがね。
 しかし、達也の心に残っている激情は兄妹愛だけの筈。いくら深雪が相手でもそれはどうしようもない現実なので、実のところはほのかと対して変わらないポジションなんじゃね? と思ったりしています。

 次巻からは、各師族が達也と深雪の奪い合いをする……とかではないですよね? とりあえずは一条家が深雪と将輝を婚約させたいらしいですね。 そしたら次はもしかして七草家が真由美を達也の嫁にしようとしたりして。(笑)
 深雪は自分と達也を引き裂こうとする一条家に怒っちゃうかも!

 夏に発売予定の次巻が今から楽しみです!
[PR]

by saigakuji_x20a | 2015-05-11 00:56 | 小説

<< 最新の記事 ブラック総士様、降臨? >>