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ぬらりひょんの孫 第20話「七分三分の盃」   

2010年 11月 28日

 四国の妖怪が奴良組のシマに続々とやって来て町は妖気に包まれていました。もう人間やリクオの友人には手を出さないと玉章が約束してくれたので心配事が一つ減ったものの、リクオは若頭としてのプレッシャーに潰されそうです。

 そんなリクオを頼りないと感じたショウエイは父の仇を討とうと一人で四国妖怪のアジトに乗り込んで行ったのでした。
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 意気込んで乗り込んだショウエイでしたが、イキナリ手洗い鬼に踏み潰されて大ピンチ! 危ういところを鴉天狗3兄妹に助けられたのでした。そのことを聞いたリクオはショック! つい自分がふがいないせいだと責任を感じますが、鴆に怒られてしまいました。

 現在のリクオの立場は総大将あってのリクオという状態なので、リクオも七分三分の親分子分の盃を交わして自分の“百鬼夜行”を作れと鴆に勧められます。しかし妖怪でいられるのが夜だけでは自信が無いと消極的なリクオに、自分のように昼と夜のリクオを全部受け入れてくれるヤツが居ると言われます。
 鴆から話を聞いたという雪女や坊や青田黒田坊に首無しがリクオと盃を交わします。酒をついでくれた鴉天狗はどうなの??

 庭の桜を眺める昼リクオの視線の先には夜リクオが居ました。夜リクオは強くて怖くてなかなか君のようにはなれないけど、人間も妖怪も守りたいから全てを明け渡すわけにはいかないと昼リクオが言うと、人間はお前に任せる、妖怪は俺に任せなと夜リクオは言ったのでした。
 傷が癒えないのに起き上がろうとするショウエイを止める昼リクオは、祖父と盃を交わしたヒヒは家族同然だから息子のショウエイも家族だと思っている。次に行くときは皆一緒だ、化け狸の皮をひっぺがすのはお前だと、夜リクオになって言ったのでした。
 ショウエイは父が総大将と盃を交わしたのは力で負けたのではなく人格に惚れたからと聞いていたので、自分も父と同じようにリクオを見極めることにしたのでした。

 玉章の父の隠神業刑部が言うには、玉章は伝説の宝である「魔王の小槌」を手にした時から仲間を仲間とも思わないようになってしまったのだとか。刀なのに“小槌”って??

 次回からいよいよ四国八十八鬼夜行と奴良組百鬼夜行の妖怪対戦が始まるのでしょうか? 犬神のポジションは何処だ?

次回 第21話「暁に」





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by saigakuji_x20a | 2010-11-28 01:06 | ぬらりひょんの孫

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