ガッシユ文庫「官能小説家は困惑中♡」 森本あき   

2010年 10月 30日

「官能小説家は困惑中♡」 著:森本あき イラスト:かんべあきら 海王社
 
新米官能小説家の谷本紅葉は、恋人の、桂龍と一緒に暮し始めて三年、官能小説家としての仕事も少しずつ増やしながら、エッチ三昧のラブラブ生活を続けていた紅葉。しかしある日突然、龍の両親が二人の部屋を訪ねてくることに! どどどどどうしよう!「息子さんを僕にください」って言わなきゃいけないの!?

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 ひさしぶりに紅葉&龍のお話しでマルマル一冊! やっぱりこのカップリングが一番好きですね。 チョット出てきた天堂近衛の寝起きで髪を下ろしてるカットも好きだけど。

 あらすじや“腰巻き”には「息子さんをお嫁にください♡」なんて書いてありますが、本文には全く書いてなく、てか、そんな軽いモンではなく非常に重い内容でした。(汗)
 なんといっても、紅葉と龍の双方の親に「生涯の伴侶」として紹介してしまいました! そしてその告白に対する親の反応は………キツかったですねーーー。まぁ、この状況を即理解してくれる親なんて珍しいのでしょうが、龍と紅葉の双方の親はヘビーな方でしたね。
 それでも、絶縁しない方向でじっくり時間をかけようっていうか、見なかった、聞かなかった、知らなかったコトにしてしまおう……みたいな感じですね。

 ラノベの方にも別ペンネームで書いている紅葉は、そっちの方が売れている事に不満気味。自分はあくまで官能小説家! というコトで本業をガンバッテます。
 官能小説家としての紅葉はシリーズものの完結編をBADENDにしたことで迷いを残したままに次の書き下ろしに取り組んだものの初スランプに陥って原稿が進まない毎日。つい担当の若葉に助けを求めたら作家同士で話してみては? との提案で天堂近衛に会うことになりました。 近衛と話しているうちにスランプの原因が分ってスッキリした紅葉は直ちに家に帰って原稿に取り組めるようになりました。
 近衛と若葉の関係が垣間見えて面白かったですね。現在は若葉の方が強くなったみたいで、近衛を上手く使ってる!(笑)

 書き下ろしも脱稿し、双方の親にカミングアウトして一応はスッキリ、生涯の伴侶だと改めて確認も出来た紅葉に更なる朗報が入ります。完結編をBADENDとした文庫の重版が早々と決まりました! 作家としては嬉しいですね! そして紅葉はもっと上を目指そうとします。
 もうイクとこまでイッたから、紅葉と龍の話はコレで終わりなのかなぁ? まさか結婚式とかは無いだろうし?

 前作の感想の時には、もうこのシリーズも終わらせた方が……みたいなコトを書きましたが、今作はいつもの“言葉遊び”が少なくて分り易く読み応えがあって楽しめました。買って後悔しなかったです。一番楽しめたのは、若葉と近衛のトコだったというのが微妙でしたが。(笑)
 だって、今回の紅葉と龍の親の話はヘビーで、読んでるコッチも気が滅入りそうだったのだもの。(ウチの親に似てるから余計に…………)

 またこのシリーズの新作があるのなら、今回みたいなテンポだと読みやすくて面白いと思うし、やっぱ買っちゃうだろうし。





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by saigakuji_x20a | 2010-10-30 01:19 | 小説 | Comments(0)

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