プラチナ文庫「チャイナ・ノアール 憎しみの果て」   

2009年 10月 31日

 チャイナ・ノアール 憎しみの果て 著:弓月あや イラスト:みなみ遙 プランタン出版

 命と引き替えても、両親の仇を…!!復讐を誓う雪水だが、騙されてオークションにかけられてしまう。太腿も露なドレスを着せられ、無骨な手で嬲られ、絶望的な快感に悶えさせられた時、一人の青年が、破格の値段で雪水を買い取った。薬で朦朧としていたのを一晩介抱してくれた彼。優しさに感激したが、その名に雪水は愕然とする。彼こそが憎い仇、ウォン家総帥・テレンスだなんて!!だが彼は狼狽える雪水を強引に組み敷いた。それは愚かな復讐への嘲笑だろうか?それとも…!?

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 弓月さんの今までの本は好きな内容が多かったので、以前の「トリニティ」も好みの内容だったので、今回もイラストがみなみ遙さんだったこともあって内容をチェックしないで購入しました。

 しかし今回に限って正直に言わせて貰うと、私の好みから外れていてガッカリしました。「~憎しみの果て」という割りには、憎しみが描ききれていない感じです。そんなに憎い感じがしませ~~ん。 イラストの方もマフィア系のこの作品に限っては、合っていなかったのではないかと………。

 主人公は今作も両親を早くに喪い、不幸な子供時代を送っています。そこに現れた救世主のテレンスが実は自分の仇だった! 彼の側近たちも実はテレンスの命を狙っていた。雪水は側近たちの企てに巻き込まれてしまっていたのです。
 テレンスの側に居るうちに惹かれていく雪水。そしてテレンスを愛してしまいました。自害しようとする雪水を助けるテレンス。実はテレンスは雪水の両親の仇ではなかったのでした。両親は真実、事故で亡くなったのでした。事故ではないと雪水に吹き込んだのはテレンスの側近でした。テレンスは雪水をずっと探していたのに、雪水を恵まれない施設に送り込んだのも側近でした。

 テレンスの側近たちを敵にするより、オークションのシーンに出てきた悪趣味の老人をテレンスの敵にして、雪水の奪い合いにするとかにしたら私は面白かったなぁ。経験豊富な爺は手強いからね!

 Hシーンも今回は淡白な感じで私的にはイマイチでした。だって、たった2回なんだもんっ! 次作に期待します!
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by saigakuji_x20a | 2009-10-31 00:42 | 小説 | Comments(0)

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