「天使の復讐」 ショコラノベルズ・ハイパー   

2009年 08月 22日

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「天使の復讐」 著:小塚佳哉 イラスト:かんべあきら 心交社
【あらすじ】
 大学生の清水靖也(しみずせいや)が花の香りで目覚めると、一糸纏わぬ姿でベッドに横になっていた。愕然とする靖也を迎えたのは、クリスマス・イブに彼女に待ち惚けをくわされ、時間つぶしに入ったラウンジで相席になっただけの男、北條至信(ほうじょうしのぶ)だった。大学生のときに起業し、現在は投資家だと優しく語った北條は、まるで別人のように態度を一変させ、傲慢な態度で「気に入ったから手に入れる」と靖也を凌辱するが―――。天使のような容貌に気の強い性格の良家の子息と有閑な富豪とのドラマチック・ラブ&エロス。




 調教モノ? クリスマス・イブに財閥の子息の靖也(セイ)を拉致し、金を使って死体を仕立てて靖也を死んだことにしてしまったりする北條がスゲー。その後、靖也を調教している間に靖也の実家は北條に敵対的買収をされ、政略結婚だった両親は離婚してしまっていた。
 調教された靖也は性同一性症候群と診断を受け米国で北條と結婚させられ“北條聖”という名前と戸籍を与えられ、富豪の妻として完璧な教育までされていた。(要するに完璧な女装ですね)セイは何度か逃げ出そうとしたが、逃げ出す度に“御仕置き”を受けていた。一度目は両耳と臍のピアス。二度目は背中に翼の刺青を入れられていた。それでもセイは北條へ復讐しようとしていたのだけれど…。

 北條の実家は会社経営をしていたがセイの祖父に買収され両親は心中してしまっていた。セイはてっきりその復讐の為に自分を拉致し調教したりしているのだと思い込んでいました。しかし真実は、北條がセイに一目惚れしたので、拉致って自分のモノにしようとしたんですね。女装もピアスも刺青もセイが嫌がって面白いと思った感情がパワーアップしたのと、セイに似合っていたから…という理由でした。

 爆弾テロから身を挺して自分を守ってくれたことがきっかけでセイは北條の本当の気持ちに触れることができました。そしてずっと北條の傍に居ようと決心したのですが、今度は北條から離婚するように求められ混乱してしまいます。しかしそれは北條の強がりで、本音は離婚なんてしたくないのでした。
 北條が自分のことを愛していると確信したセイは改めてずっと北條に傍に居ると決心し、自分の想いを告白します。そして北條も今まで言えなかった言葉を告白するのでした。

【感想】
 久しぶりに新刊で購入! いつもなら、或る程度立ち読みして内容を確認してから購入するのですが、この本はかんべさんの表紙に引かれてパパッと衝動買いしてしまいました。購入後に「ハズレだったらどうしよう…」と不安になっても後の祭りなんでけどね。
 で、正直ハズレじゃなくて良かったと思った。金持ちネタは好きだし、女装ネタも好き。調教モノはあんまり好きじゃないけど、これくらいなら許容範囲です。

 セイと北條がようやく心から結ばれてENDだったので、その後が全く書かれてないからチョット気になるかな。後日談とか気になるタイプなんですよ~。何せセイは死んだことになっているので、祖父とかの家族には会えないし、離婚した両親はそれぞれ別の家庭を持ってしまったし、異母弟妹までいたっていうガッカリな展開。祖父だけが会社を取り戻そうって燃えているっていうんだから、どういう家庭環境なんだか。こうなったらセイが祖父だけの老後の面倒を匿名とかでみるとかね。それか、祖父は優秀な経営者っポイので、口は硬いだろうからこっそり実は生きているんだよって程度を教えるとかね。

 セイと北條に親切な忠告をしてくれたエステのマダムにも会いに行って欲しいな。セイと北條のラブラブっぷりに、驚くと共に喜んでくれそう。そしてもっとセイを磨いてやって欲しいです。デレた北條にはもっとお金を稼いで貰って、セイにいっぱい貢いで欲しいです。セイには、投資家の勉強をして貰って、自分自身もお金持ちになって欲しいです。そして↑に書いたように祖父さんの老後の面倒を看て欲しいです。





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by saigakuji_x20a | 2009-08-22 17:58 | 小説 | Comments(0)

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